
こんにちは。就活コンサルタントのふじもっちゃんです。
ESや面接で「5年後どうなっていたいですか」「10年後どうなっていたいですか」とビジョンを聞かれることがあると思います。
そんな時、何を答えていいのか分からないという方も多いのではないでしょうか?

そうなんです。
営業成績でナンバーワンになるとか、自分にはしっくりこないっていうか…

しっくりこないことを言うのは抵抗ありますよね。
今回お伝えするビジョンの考え方は、自分の言葉で話すための考え方です。
また、会社の中でキャリアを築いていく3つの方向性についても紹介しますので
イメージしやすい自分なりのビジョンを考えていきましょう。
Contents
【就活|ビジョンない】ビジョンを聞く理由
ESや面接でビジョンを聞く理由はこの2つ
・志望度の高さを確かめたいから
・価値観をみるため
志望度の高さは、「5年後、どうなっていたいですか?」と質問した際に
ここの会社でどうなりたいかを話すことができると、ここで働くイメージが
しっかり持てている方だと評価されます。
その上で別途聞かれる、志望動機で「なぜ御社なのか」という理由もしっかりと言えていると
志望度が高いく意欲があるという判断になります。
また価値観は、例えば「マネジメントができる人になりたい」や「専門性(職種)を極めたい」
とか「オールマーティになんでもできる人になりたい」とか「新しいことに挑戦し続けたい」とか
働いてどんな人になっていきたいかという価値観です。
この価値観を聞くことで、本人のキャリアの希望を把握して配属先に共有したりもします。
入社意欲はとても重視されるのが新卒採用の特徴なので
しっかりと対策をしていきましょうね(`・ω・´)
では、ビジョンを考えるために会社の中で
どんなキャリアステップがあるのかについて知っておきましょう!
【就活|ビジョンない】キャリアステップを知っておこう
・地位
・スペシャリスト(特定の職種の専門性がある人)
・ジェネラリスト(広範囲の知識や経験、スキルを持った人)
キャリアステップの踏み方には、3つあります。
地位は、平社員➡主任➡係長➡課長➡部長というようにマネジメントをする立場に上がっていくという意味です。
スペシャリストは、営業だったら、入社以来ずっと営業職で担当するサービスが多岐にわたるとか
担当するお客さんの会社規模が大きいとか、売上を上げるという役割が大きくなるイメージです。
ジェネラリストは、営業で入社したけど、人事に異動をするとか
色々な部署を経験する中で、会社の事を誰よりもよく知っていてなんでもまんべんなくできるという意味です。
この3つが連動しながら、キャリアが積まれているので
専門的なキャリアの人は地位が上がらないとかそういうわけではないです。
どんなキャリアステップがあるのかは、採用HPの社員紹介のページで情報を取集しましょう。
また、会社説明会で現場社員が登壇された際には、社歴、役職、部署異動の経歴、仕事内容をチェックすることもできますね!
【就活|ビジョンない】採用HPからチェック
では、採用HPの社員紹介からどんなキャリアステップがあるのかをチェックしていきましょう。
●営業職
この方は、入社からずっと営業職をされていて、営業としてもユーザーを複数担当されて
営業職としての専門性もつけられていますね。
また、部下の育成や営業部全体の底上げのために部下のサポートをするなど、マネジメントをする立場にあることがわかりますね。
ちなみに、平社員から主任になると、平社員のマネジメントをすることになり
主任から課長になると、主任以下をまとめるマネジメントの範囲になります。
●商品企画
この方は入社以来、商品企画部で専門性をつけているキャリアステップの踏み方ですね。
こんな風に、どんなキャリアステップがあるんだろう?と調べてみると
自分のビジョンも考えやすいのではないでしょうか?
【就活|ビジョンない】どんな人か想像しよう
どんなキャリアステップがあるのかを調べた後は、この先輩方はどんな人なんだろうと考えてみましょう。
つまり、この会社で活躍している人ってどんな人かを知っておくということです。
例えば、チームやお客さんから、プライベートの友人から、家族から見てどんな人だと思いますか?
もしくは、自分から見てこの先輩はどんな人に見えますか?
わたしは、例であげた商品企画の方は、自分の知識やスキルを磨いて
売れる商品を追求して作れるプロフェッショナルな方だと思いました。
インタビューの文面から、キラキラした商品企画のイメージとは違った
調査やデータ分析などをもとに売れる商品を追求されているんだなと感じました。
そして自分はこんな風になれるか?ではなく、なりたいと思えるか自問してみてください。
その人は何が優れているか?を考える
次に、何となく描けた憧れをより具体的にしていきましょう。
そうすることで、自分のビジョンが明確にできますよ。
では、先ほどの商品企画の方を例にお伝えしていきますね(*^▽^*)
この地道で大変な作業がけっこう好きです。思いもよらないことが見えてきたり、自分の考えが裏付けられたり。ユーザーの気持ちがより鮮明に分かるようになって、これでいいよね、これじゃ駄目だよねということを自信を持って言えるようになるので自分の引き出しが増えていくのが実感できます。今回のランドセルの新機構も突然閃いたわけではなく、「開けにくい、使いにくい」というお子さんやお母さんたちの困りごとをどうやって解決しようかと、考えに考えた末に出てきたアイデアなんです。
何が優れているかを考える前に、この方の役目はどんなことだと思いますか?
「お客様のお困りごとが解決できる商品を企画すること」ですよね!
そのために、市場調査やユーザーインタビューをもとに考え抜いていることがすごいなと感じます。
なので、何が優れているかというと、
「お困りごとを解決できる商品を生む出すために考え抜いていること」だと私は考えました。
「5年後、どんな人になりたいですか?」と聞かれて
御社で活躍できる人になりたい!とか頼りにされる人材になりたい!という人より
「お困りごとを解決できる商品を生む出すために考え抜ける人になりたい!」と言う人の方が
明確なビジョンだと感じるのは明らかですよね!
ここまでで、ビジョンを掲げるために
活躍している人はどんな人で、その人は何がすごいのかを深堀りしてきました。
【就活|ビジョンない】今の自分と比較する
ただビジョンを言っただけで終わるのは、もったいないです。
今の自分と比較をして、何から改善していくかといえると「逆算思考」をアピールできますよ。
また、どういうところを成長させる必要があるか、自分で気が付けていると
成長意欲を感じさせることができます。
「5年後、なりたい像」になるために
今の自分の行動や考え方で成長できそうなところはどんなことがありそうですか?
目標:「お困りごとを解決できる商品を生む出すために考え抜ける人になりたい!」
現状:ESや面接に覆われて、近くにいる人の困りごとすら聞けていない。
目標としている方の「困りごとに気が付ける能力」を身に着けるために
今、自分は近くにいる家族が何を考えているのかすら気が付けていないのかもしれないなと。
改善を考える
じゃあ、どうすればいいでしょうか?
家族が何を考えているかを知るためには、ごはんを一緒に食べてコミュニケーションをとるとか
自分から近況について話してみるとか。
改善できることを考えてみましょう。
目標を掲げたら、そのためにはどうするべきかもセットで答える癖をつけていきましょう!
どうするべきかを考えるためには、今の自分を見つめる必要があることもわかってもらえたと思います。
ビジョンを聞かれて、しっくりこないことは言わなくていいです。
でも、ここでどう貢献できそうかを考えるために、どんな人が活躍できているのかを知ることはとても重要ですよ(`・ω・´)
そのうえで、今を見ることも忘れずに行きましょう!
そうすれば、面接官を引き付けることが言えると思います。
もしよろしければ、一緒に考えていきましょう(*’ω’*)
ライン@から連絡お待ちしております!
コメント