
こんにちは!就活コンサルタントのふじもっちゃんです。
シューカツオさん、何かお悩みですか?

面接でつい話が長くなってしまうんです・・・。

そうなんですね。
どこまで話すべきか迷いながら話している?

そうなんです。
迷いながら話をしていて、まとまりのない話し方をになってしまっています…。

そうなんですね、でもしっかりと原因分析ができているので
「どこまで話すべきか」を考えていけば大丈夫ですよ。
では、論理的に話せるようになるためのステップをお伝えしていきますね!
論理的に話すためには2つのステップに分けて考える必要があります。
1つは、何をどこまで話すかを決めること。
2つ目は、どう話すか構成を考えることです。
この記事では、2つのステップで具体的にどう考えていけばいいのかをお伝えしています。
この考え方は、面接だけでなくESでも使えますし、入社した後も必要になる能力なので
是非、できるようにしていきましょう(`・ω・´)!
【就活|論理的】何をどこまで話すかを考える
まず、1ステップ目の「何をどこまで話すか」についてです。
どこまで話せばいいのか分からないという状態は、「何を」伝えているのか意識ができていない可能性もあります。
また、「何を」伝えるべきかは意識できているけれど
どこまで話せば伝えきれるのかが分からない可能性もあります。
これを解決するために、下記の3つのポイントで考えていきましょう。
①結論の可能性を考える
結論は、自己PRであれば「私は○○という強みがあります」という部分です。
何を伝えたいかという部分ですよね。
しかし、多の強みは様々な要素を含んでいる場合が多いです。
例えば、行動力が強みという場合は
課題解決能力、主体性、粘り強さなど色んな強みが合わさっていますよね。
その場合は、行動力という色んな要素中でこれだけは伝える!というものを選びましょう。
そのためには、次で紹介する「根拠になるエピソードを書き出す」ことで要素を洗い出して行くのがいいですね!
②根拠になるエピソードを書き出す
エピソードを書き出して、どの要素を伝えるべきポイントにするかを決めます。
1エピソードで1つの要素を伝える意識で決めましょう。
➂会社との共通項を見つける
自己PRであっても、ガクチカであっても、志望動機であっても忘れてはいけないことは
面接は会社と自分の共通点をすり合わせる場所ということです。
なので、自己PRだったらその強みをどう活かせると思うのかも伝える必要があるのです。
ここまでの①、②で自分の伝えたい強みがはっきりできたら
採用HPの社員紹介などから、仕事でその強みはどう活かせるかを調べていきましょう。
そうすることで、「どこまで話すか」を判断できるヒントになります。
ここまでで、「何をどこまで話すか」を考えてきましたが
次は「どう話すか」を考えて論理的な話し方にしていきましょう!
【就活|論理的】どう話すかを考える
前述では、「何をどこまで話すか」という観点で話の材料を用意しました。
次は、それを組み立てて「どう話せば」論理的になるか考えていきましょう。
どう話せば論理的に組み立てられるかを考えるには、下記の3点を意識しましょう。
A: 結論・要点
B:「なぜそう言えるか?」という理由(エピソード)
C:「だから何なのか」(どう活かせるか)という結論´
またA➡B➡Cに繋がりがあるかどうかを点検して
論理を確かめる癖をつけることも論理的に話す訓練になりますよ!
では、このA~Cはどんなことなのかについてお伝えしていきますね(*^-^*)
A: 結論・要点とは何か?
「何をどこまで話すか」を考えるときに説明したものと一緒です。
自己PRだったら、「私は○○という強みがあります」の部分ですね!
これだけは伝える!という要素は決められましたか?
B:「なぜそう言えるか?」という理由とは何か?
根拠になるエピソードです。
これも「何をどこまで話すか」を考えるときに説明したものと一緒ですが
結論を意識して必要な情報とそうでない情報にわけて完結にしましょう。
完結にするには、添削してもらうのが良いと思います。
ライン@からご相談いただければ、添削しますので是非(*’ω’*)
添削してもらったら、なぜ省いたのかを聞きましょう。
そうすることで、コツがつかめるようになってきます!
C:「だから何なのか」(どう活かせるか)という結論´とは何か?
会社との共通項になる部分です。
最後の締めに当たる部分で、冒頭に言った結論をさらに発展させるイメージです。
「このような強みを持っている自分は、御社のこういうところに活かせる」など。
では、この3つのA~Cのポイントを含んでいる文章の型をご紹介します。
この型は会議やプレゼンテーションでも使われている型です。
なれないうちこそ、型を意識して活用してみてください(*^-^*)
【就活|論理的な型を紹介】テンプレップの法則
テンプレップの法則という分かりやすい話し方の型です。
テンプレップの法則
①話のテーマ(Theme)
②言いたいことの数(Number)
③話の結論(Point)
④その結論の理由(Reason)
⑤具体例(Example)
⑥だから何なのかという結論´(どう活かせるかなど)
それぞれの頭文字をとってTNPREP
伝えたいことが複数ある場合には、伝えたいことの数を初めに言っておくことで
簡潔にまとめやすくなりますし、聞き手も分かりやすいです。
志望動機など、長くなりやすい場合はこの型がいいかもしれませんね。
【就活|論理的な型を紹介】プレップの法則を使った志望動機の例
コンサル会社の志望動機をテンプレップの法則で作ります。
「御社を志望する理由は2つございます。(言いたいことの数)
1つは飲食店を将来持ちたいという夢と2つ目は、そのために御社で実践的に経営を学んでいけるからです。(結論)
私は大学時代にカフェでアルバイトをしていました。
そこで繁盛店であり続けるためには、従業員がここで働きたいと思えるような環境を作っていく事が必要であると学びました。
それは従業員の離職を防ぎ、お客様へのサービスを向上させることにも繋がるからです。(理由)
御社は実際に飲食店を運営されており、運営側だからこそわかる現場の課題を吸収することができると思いました。
そして労務環境の改善、販売促進と様々なプロジェクトを通して実践的に学んでいけると思いました。(具体例)
私は物事を最後まで諦めずに、振り返りをして改善を繰り返すことを今までにも行ってきました。その力を活かして御社で活躍できるコンサルタントになっていきたいです。(結論)」
この様に、まとめてみてください(^^)/
▶【面接で話が長い就活生は落ちる】話しを分かりやすくまとめるテンプレップの法則を紹介!(志望動機の例文あり)
志望動機の理由や具体例になるエピソードを作りたいという方い向けて
会社の事業内容やビジョンから逆算をして自分とリンクさせていくという方法を
下記の記事で解説しています。
▶(志望動機が作れない・・)志望したきっかけ・経緯も答えられる深掘り方を解説!
テンプレップの法則以外にもより完結なPREPの法則というまとめ方もあります!
【就活|論理的な型を紹介】PREPの法則
この型は、テンプレップの法則のテーマと言いたいことの数を省いたものです。
PREPの法則
P=POINT 要点や結論
R=REASON「なぜそう言えるか?」
E=EXAMPLE 具体例(エピソード)
P´=だから何なのかという結論´(どう活かせるかなど)
前述で伝えした下記のポイントを踏まえた型になっていますよね。
どう話せば論理的に組み立てられるかを考えるには、下記の3点を意識しましょう。
A: 結論・要点
B:「なぜそう言えるか?」という理由(エピソード)
C:「だから何なのか」(どう活かせるか)という結論´
この型で、ガクチカを作ったので参考にしてみてください!
【就活|論理的な型を紹介】PREPの法則で作ったガクチカの例
ガクチカをPREPの法則で作っていきます!
【P】ゼミの起業体験プロジェクト(学園祭での出店を会社創業プロセスにみたてて運営するもの)です。この活動は、事業計画書、定款、株主総会から模擬的に行うものです。
私はここで6名をまとめる社長として、目標への粘り強さを発揮しました。
【R】メンバーによってモチベーションが異なり、売上目標の未達、オペレーションのばらつきという状況がありました。
しかし私はやったことがないものに挑戦したい、プロジェクトを全員の力で成功させたい!という思いが強かったため、
【E】例えば日々反省会を開いてネックとなっている問題をヒアリングし共有し
メンバーの強みを活かした適材適所に配置することにしました。その結果チーム力の底上げになり無事目標販売数を達成し、オペレーションの向上もすることができました。
【P】この経験を通して、問題となる原因に向き合いどうすればいいのかとう思考が大事だと学びました。
この粘り強さをを活かしてプロジェクトリーダーとして成果を出していきます。
この様に完成しました。
▶【学生時代頑張ったこと】ゼミを例に強みの設定の仕方~深掘り対策まで解説!
👆の記事では、どんな深掘りをされるのか、ガクチカで自分の強みは何にしたらいいのかについて詳しく解説していますので是非。
置き換えて説明できると尚GOOD!
繰り返しになりますが、面接で話が長くならないようこの3点に気を付けて話してみてください!
この3点を押さえて、必要で情報は省いていくと論理的で簡潔に話せるようになります。
A: 結論・要点
B:「なぜそう言えるか?」という理由(エピソード)
C:「だから何なのか」(どう活かせるか)という結論´
そして、尚わかりやすく端的に話せるようになるためには
Bは自分のエピソードで話し、Cは相手の仕事内容を例に話します。
そのように置き換えて話せるようになると、より面接官に伝わりやすくなります。
例えば、自己PRだと
「私は粘り強さが強みです。(A)
なぜならば、ゼミで○○の時にこんな困難があった際、~をやり切ったからです。(B)
だから、御社でお客さんのニーズに合う提案ができるようにお困りごとを徹底して聞くことを粘り強くやっていきたいと思います。(C)」
という様に、自分の状況ですべて説明しきるよりも、相手の状況で説明する方が
伝わりやすいです。
まとめ
◎論理的に話すためにためには、2ステップで考える
①何をどこまで話すか
・結論の可能性を考えて、これを伝える!というものを1つ選ぶ
・結論が伝わるエピソードを書き出す
・会社との共通点を見つける
②どう話すか
A、B、Cを踏まえて組み立て、つながりがあるか点検する。
A: 結論・要点
B:「なぜそう言えるか?」という理由(エピソード)
C:「だから何なのか」(どう活かせるか)という結論´
【使える型】
・テンプレップの法則
・PREPの法則
ガクチカや自己PR、志望動機などのES添削や面接対策の要望がありましたら
ライン@からお願いします!
ラインか電話(/ZOOM)、カフェなどで対応します(*’ω’*)
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