
こんにちは。
就活コンサルタントのふじもっちゃんです(‘ω’)
業界研究をしても仕事のイメージがわかない…という就活生も
多いのではないでしょうか?
【就活生の声】
業界研究のやり方教えてください、、
業界研究をしているのですが、具体的にどういった仕事をするのかがわかりません

私も就活生の時は、業界研究のやり方で悩みました。
それに業界研究をする意味があまり分かっていませんでした(笑)
この記事を読んで、自分らしさを活かせる業界探しに役立ててくださいね!
では早速、面接に直結する業界研究のやり方について解説していきます(^^)/
業界研究をする目的とは
業界研究をする目的は大きく2つです。
⑴興味のある仕事を見つける
⑵自分の個性とのつながりを見つける
具体的に説明すると
⑴興味のある仕事を見つけるというのは
業界研究をしながら、「いいな」と思えるものがあるか見極めるためです。
⑵自分の個性とのつながりを見つけるというのは
自己分析で分かった自分がこれまで果たしてきた役割を
活かせそうな業界を見つけるためのものです。
面接で「なぜこの業界なのか」という質問は良くされます。
その際に、自分とその業界の繋がりを見つけておくというのは必須です。
その繋がりを見つける情報収集のためにも業界研究は侮ることなかれ。
自己分析がまだという方は、下記の記事を参考にしてみてください!
ESでも面接でも使える自分の強みを見つけられ、
活躍するイメージを持ってもらうために必要な自分のアピールポイントがわかります。
じゃあ、業界研究をするときに何の情報を収集すればいいのか。
【業界研究のやり方】ポイントは4つです
業界研究のポイントは4つ
⑴業界全体を把握すること
⑵取引先を理解する
※⑴⑵は業界内の代表的な企業1社について調べるのがコツ!
⑶安定性・成長性・最近のニュースをチェック
※業界自体を調べるのがコツ
⑷サービス(商品)の役割を知る
※⑴~⑶をやりながらこれを腹落ちさせるのがコツ。
1社について調べながらの方が分かりやすい。
あんまりイメージがわかないと思いますので
詳しく見ていきましょう!
【業界研究のやり方】⑴業界全体を把握することとは?
業界全体を把握するためには、
「何を(サービス・商品)」「そのサービスが提供される流れ」を理解することが大事。
まずはこれを押さえて、入社後何についての知識に詳しくなる必要がありそうかを知りましょう。
そして、会社全体として何をやっているのか(会社の役割)を把握することで
働くイメージがしやすくなります。
【業界研究のやり方】⑴業界全体を把握する方法
業界全体を把握するには、代表的な企業1社について調べる方が理解しやすいですよ。
例えば、「電気・ガス業界」について調べていきます。
◆「何を(サービス・商品)」を知る
企業HPの事業概要を見るのが早くておすすめです。
これを見ると、東京電力ホールディングスは電気を届けるサービスをしている。
◆「サービスが提供されるまでの流れ」について知る
提供される流れというのは、商品がどこからきて、どこへ流れるのか、です。
HPによっては、あまり書かれていないこともありますので
「事業内容 流れ」とかでググることをお勧めします。
東京電力ホールディングスのサービスが提供される流れは
燃料を海外から調達する➡発電する➡作られた電気を変電所へ送る
➡電気を販売する小売へ送る➡小売から消費者(/商店・工場)に届く
このことから、東京電力は燃料を調達し、発電し、届けるという一連をしていることが分かりますね。
「サービスが提供されるまでの流れ」を確認することで
俯瞰して見た会社全体としての社会に対する役割が確認できます。
イメージができると、興味がもてそうかとか
自分がこれまでに果たしてきた役割とリンクするところがあるかと考えることができますよね!
【業界研究のやり方】⑵取引先となりうるとことは?
「サービスは主に誰に対して提供されるか」は知っておくべきです。
サービスはお客さんを軸に変化してきます。
営業職になるにしても、企画職になるにしても、事務職になるにしても
お客さんの目的(ニーズ)に沿った仕事をします。
そのため、誰に向き合って働くのかは確認すべきです。
働いてから、自社サービス以外にも取引先企業の業界動向については勉強することになりますしね。
【業界研究のやり方】⑵取引先を知る方法
HPで事業概要や、企業情報から「主な取引先」と書いてくれている企業もあります。
しかし、書いていない企業もあるので説明会や面接時に質問するといいと思います(^o^)
東京電力の例を見てみましょう!
東京電力は、一般の消費者(家庭)から、工場、商店へ電気を届けています。
業界研究で意外に誰に対するサービスなのかを調べていない人が多い…。
志望動機でやりたい事を話す根拠を言う時にも、「誰に何をしたいのか」とはっきり言えたり
御社のサービスは「誰にどんな役割を果たしているのか」と理解できているかどうかは
説得力と熱意になります。
ここを侮ってはいけません。
【業界研究のやり方】⑶安定性・成長性・最近のニュースをチェック!
安定性・成長性・最近のニュースを知ることで
企業研究した際に他社との違いが分かる様になります。
なぜなら、業界全体としての動向(世の中のニーズ)が分かれば
それに合わせた各企業の対策が知れるからです。
少し難しい部分になりますが頑張っていきましょう。
ポイントは3点です!
◆安定性について(現状について知る)
売上や利益が伸びているのかは勿論ですが、
その背景からサービスで必要とされている事を調べるといいです。
(具体例は後で解説します)
伸びている業界の方が、複利厚生も充実している可能性も高く
資金があるので新しいことを任せてもらえる可能性は高いです。
しかし会社にもよりますので、その点は企業研究が必要ですが。
また伸びている業界で営業職なら、必要としてくれるお客さんが多い状況になりますので売りやすい状況だと言えます。
◆成長性について(未来について知る)
今のサービスが今後どのように変化していくのかを調べましょう!
どのような変化をしている業界かを知れれば、これからの仕事の役割についても知ることができます。
これからどんな自分になっていきたいのかと、サービスがこれからどうなっていくのかがリンクできていると説得力のある志望動機になります。
ここは他の就活生と差別化できるところでもあります。
(具体例は後で解説します)
◆最近のニュースから、さらに仕事理解
ニュースで取り上げられたことはチェックしておきましょう。
背景や、対応について知るとこは仕事にイメージがしやすくなりますし
その件について面接で質問ができると、よく知っている熱意のある子だなと印象が良くなります。
(これも後で解説します)
【業界研究のやり方】⑶安定性・成長性を知る方法
◆安定性について知る(現状を知る)
業界動向サイトがおすすめ。
(https://gyokai-search.com/3-denryoku.htm)
安定性については、東電ではなく業界全体の安定性について見ていきます。
電力業界の売上はほぼ横ばい。
原発事故以来、原子力から火力発電へシフトする傾向にあり
発電量の多い原子力発電と比べて火力発電は儲かりにくい。(コストが高い)
☝このような背景を掴むと、企業研究をしたときに企業ごとの対策の違いが見えてくる!
また、電力自由化になりやすい電気は安いところを選ぶ人が増えている。
(新電力が浸透している)
これより、電力というサービスの現状で分かったことは2点
1、脱原発に伴い、火力発電が必要
2、電力自由化になり、安い電気の提供
◆成長性について知る(未来を知る)
成長性についても東電だけを見るのではなく、業界全体を見ていきます。
これには業界地図がおすすめです。
業界地図は、未来の注目ポイントについても記載してくれているので
そこを参考にしよう(*^▽^*)!
(参照:業界地図 電気・ガスより)
この資料より、再生可能エネルギーの導入が注目されているとのこと。
「再生可能エネルギー」って何だろうと調べてみるのもやってみるといいですよ。
再生可能エネルギーとは
太陽光や風力、地熱といった地球資源の一部など自然界に常に存在するエネルギーのことです。
環境にやさしく、枯渇する心配が無いため、新しいエネルギーとして注目されてきました。
環境にやさしい電力の導入が進められようとしているのですね!
ここで、考えるポイントは”環境にやさしい電力によって社会にどんないいことがあるか”です。
地球温暖化をはじめとする環境問題に配慮するということは、
結果としてどうなりうると思いますか?
(これからの世代の若者の未来を救うことにもなると思いませんか?)
(電気をただ届けるのではなく、これからの生活を見直すきっかけを届けることにもなるかもしれませんね)
ここまで考えられると、志望動機は余裕ですね。
仕事をする目的、成し遂げたい事にもなりますからね。
◆最近のニュースから、さらに仕事理解
最近のニュースはニュースピックスやスマートニュースなど
分かりやすくまとめてくれているものがおすすめです!
「電気」とか「会社名」などで検索をかけて調べられますからね。
(参照:約29万戸が停電 東京電力管内 千葉県で11万戸超、神奈川8万戸超)
電気を届ける会社は停電になったときどんな対応をするのですか?と面接で質問をして
働くイメージを膨らませましょう。
電気を届ける仕事の裏にある、責任について知っておけば
入社する前に大変さや苦労などキラキラしていない部分についても知れます。
それに志望動機を言うときに、「こんな時にこそ責任をもって届けられる人になりたい」とか
色んな方向から志望動機のネタが見つかります。
テレビからでもユーチューブでもニュースはチェックできますよね!
(参照:16歳グレタ・トゥンベリさん 温暖化対策で涙の訴え【全文】)
経済成長を優先してきた国々に対する、環境への配慮を求めたスピーチです。
エネルギーという関連した話題から、これからの企業と個人のエネルギー使用の考え方を知ることができます。
会社に入ってどうしたいのか、何がしたいのかは最終面接が近くなると聞かれる質問です。
これからの向かう先についてはリサーチすべきです。
【業界研究のやり方】⑷サービス(商品)の役割を腹落ちさせよう!
そのサービスはお客様にどんな役割を果たしているかを考えます。
少し難しく言うと、そのサービスの提供している価値です。
サービスを提供した先に、お客様が何を感じるかを想像できるかが差別化ポイントです。
◆サービス提供後の使いみちを想像する(利用シーンの想像)
◆⑶の成長性から、サービスは今後どんな役割を果たしていきそうか?
◆まとめるとサービスはどんな役割を果たしていると思うか?
では、詳しく見ていきましょう(^o^)!
【業界研究のやり方】⑷サービス(商品)の役割を知る方法
◆サービス提供後の使いみちを想像する(利用シーンの想像)
◆⑶の成長性から、サービスは今後どんな役割を果たしていきそうか?
◆まとめるとサービスはどんな役割を果たしていると思うか?
この3点からサービスの役割を腹落ちさせていきますが
これまで⑴~⑶で調べてきたことをまとめればある程度は理解できます。
この⑴~⑶と同時に企業説明会で確かめていくイメージがおすすめです。
これができると、自己分析して分かった自分強み(これまで果たしてきた役割)と
サービスの役割がリンクしやすくなります。
したがって、志望動機は余裕で作れますし、深掘りされても全く心配ない状態になれます。
なので頑張っていきましょう。
東京電力の例で解説しますね。
◆サービス提供後の使いみちを想像する(利用シーンの想像)
東電は消費者、工場、商店がお客様です。
電気の使いみちを想像します。
消費者➡生活
工場➡生産する機械の電源、照明、そこで働く人の環境のため
商店➡営業するために使う照明やそこで働く人や来るお客様の環境のため
◆⑶の成長性から、サービスは今後どんな役割を果たしていきそうか?
再生可能エネルギーの導入拡大は
これからの世代の若者の未来を救う役割になる
これからの生活を見直す(環境へ配慮する)きっかけを届ける役割
◆まとめるとサービスはどんな役割を果たしていると思うか?
サービス提供後の使いみちや、今後の役割を踏まえてまとめると
サービスはどんな役割を果たしていると思うか。
➡今もこれからも生活や経済活動を支えていく役割を果たしている。
ここまで業界研究を進められば
なぜこの業界を選んだのですか?という質問にも困ることはありません。
因みに、「なぜこの業界なのか」という質問に対する回答方法は2通りです。
【業界研究のやり方】なぜこの業界か。答え方は2つ
「なぜこの業界なのか」という質問に対する回答は
自分と重なっている必要があります。
どういうことかと言うと
◆なりたい自分(自分の活かせる強みを通して社会貢献したい)
◆やりたいこと(こういう価値を提供したい!)
この2通りで回答すると、自己PRやガクチカ、志望動機が全て一貫できます。
自己分析では、自分の好きな役割を見つけることができれば問題ないです。
やり方については下記に記事で解説しているので見てみてください!
まとめ
●業界研究をする目的は大きく2つ。
⑴興味のある仕事を見つけること
➡業界研究をしながら、「いいな」と思えるものがあるか見極めるため
⑵自分の個性とのつながりを見つけるというのは
➡自己分析で分かった自分がこれまで果たしてきた役割が
活かせそうな業界を見つけるため
●業界研究のポイントは4つ
⑴業界全体を把握すること
➡業界全体を把握するためには、「何を(サービス・商品)」
「そのサービスが提供される流れ」を理解することが大事。
⑵取引先を理解する
➡「サービスは主に誰に対して提供されるか」は知っておくべき。
※⑴⑵は業界内の代表的な企業1社について調べるのがコツ!
⑶安定性・成長性・最近のニュースをチェック
➡企業研究した際に他社との違いが分かる様になる。
どのような変化をしている業界かを知れれば、これからの仕事の役割についても知ることができる。
※業界自体を調べるのがコツ
⑷サービス(商品)の役割を知る
➡サービスはお客様にどんな役割を果たしているかから
そのサービスの提供している価値を理解する
※⑴~⑶をやりながらこれを腹落ちさせるのがコツ。
1社について調べながらの方が分かりやすい。
今回は大分ボリューミーな内容になりました、、、。
しかし、業界研究を制するものは就活を制すると言っても過言ではありません。
また入社後のミスマッチを防ぐこともできます。
なので、もし分からないことがあったらそのままにしないで質問をしてくださいね(^o^)
ライン@から待ってます~☆
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