
こんにちは!就活コンサルタントのふじもっちゃんです(^^)/
志望動機で深堀されるのが怖いと思ったことはありませんか?
過去の私もそうでしたが、深掘りされるのには理由があるんです。
それは、「手段(サービス)をやりたい」と言ってしまっているからです。

え?
じゃあ、どうしたらいいんですか?

お客さん(社会)に提供したい価値を実現するために、そのサービスはあるんです。
この価値を提供したい理由を自分なりに話す。
つまりこれが夢になるんです。
この夢の実現のために御社を選んだ理由を論理的に話せるかどうかが説得力のある志望動機とそうでない物の差です。
では、このような志望動機を作るためにはどうしたらいいのか?
これには企業研究が必要不可欠です。
しかし、ほとんどの就活生の企業研究は事業内容ををしるだけで終わってしまいます。
これでは、単にサービス名を知っただけの状態です。
じゃあ、企業研究は何のためにやるのか?
企業研究のゴールは「顧客への提供価値を理解すること」です。
是非、この企業研究をしてから志望動機を作り直してみてください。
修正すべき点があるはずです!
では、企業研究のやり方を順に解説していきます(^^)/
Contents
(企業研究やり方)①事業を理解する
企業研究の手順をメルカリを例に解説していきます!
【※図1 メルカリの事業内容の場合分け】
まず、メルカリの事業はフリマのメルカリと、メルペイです。
次に、この2つの事業は具体的にどういうものか考えていきます。
メルカリというサービスで何がされているのか?
HPの事業内容もしくは、IRで決算資料説明というものが見れます。
(IRライブラリか、株主情報から見れます)
この資料から、メルカリで取引されているものはエンタメやレディース、メンズの服だと分かります。
では、メルペイでどんなことができるのか?
1つはメルカリで売れたお金をメルペイとして使えること。
2つ目は、お店でクレジットカードと同じようにキャッシュレス決済ができることです。
ここまでで、事業で出来ることを具体的に見ていきました。
では、フリマアプリメルカリを使う顧客はどんな目的で使うのでしょうか?
(企業研究やり方)②顧客の目的を考える
どんな目的でメルカリを使うのか?
メルカリは売り手と買い手の仲介になる役割ですので、両方の目的について考えていきます。
(広告、不動産、ITなど仲介役の会社は双方目的について考えます)
【どんな状況で売るのか?】
➡不要なものを売って価値をつける
より具体的想像しましょう。※差が出るポイント!
- 1度読んで不要な本をどうにかしたいから
- サイズが合わない服でいらない
- 引っ越しをするのに、いらない家具をどうにかしたい
- 金欠でお金が欲しい
【どんな状況で買うのか?】
➡安く手に入れる
より具体的に想像しましょう。 ※差が出るポイント!
- 勉強したいけど本にお金をかけられない
- 服は安く済ませて他のことにお金を使いたい
- 欲しかった服が店で売ってない
- 新生活を始めるのに出費を抑えたい
この様にこのサービスを使う顧客のリアルな状況を想像できるかどうかで企業研究の深さに差が出ます。
自ずと面接で話す内容の深さにも差がつきます。
逆にこれをしないと当たり障りない志望動機になってしまうんです。
ここでの想像内容をさらに、どんな効果があるのかを考えていきます!
(企業研究やり方)③どんな効果があるのか
どんな効果があるのかまで考えられることで、自分が実現したいことが何なのか伝えられるようになります。
つまり、手段を志望動機にしなくて済みます。
【売り手の目的】
不要なものを売って価値をつける
➡【これによってどんな効果があるのか?】
儲かったお金で、他のものを買うことができる。
本、食べ物、飲み代など
【買い手の目的】
安く手に入れる
➡【これによってどんな効果があるのか?】
通常より安く手に入ることで、その余裕で違うものも買える
他のことにお金をかけられる
では双方にとってどんな効果(価値)があるのか?
(企業研究やり方)④どんな価値が誰と誰の間で取引されているのかを俯瞰する
先ほど考えた効果をまとめると、売り手と買い手の間にはどんな価値が生まれるのか?
・不要なものを売って価値にする
・安く手に入れて、他の事にお金を使う・違うものも買える
➡行動の選択肢を増やす価値
もっと砕いた言い方をすると、
チャンスを広げる支援をしている。☚これがメルカリの提供価値です。
企業研究のゴールは「顧客への提供価値を理解すること」です。
ここまで、実際に利用する顧客の目的、与える価値を理解することが企業研究の目的です。
そして、志望動機を作る際には自分の体験とリンクさせていくのです。
その考え方については、こちらの記事で解説していますので併せてみてみてください!
▶(志望動機が作れない・・)志望したきっかけ・経緯も答えられる深掘り方を解説!
志望動機を考えてみよう
まとめ
企業研究のゴールは「顧客への提供価値を理解すること」です。
<企業研究の手順>
①事業内容を場合分けして理解する
②顧客の利用目的を理解する
※顧客が利用する状況を想像する
③それによる効果を考える
④どんな価値が誰と誰の間で取引されているのかを俯瞰する
➡これがサービスの提供価値になる。
ここまで具体的にリアルな現場を想像することで、ありきたりな志望動機にならずに済みます。
また実現したいことを話すのにも苦労しません!
やってみましょう!
もし質問がありましたら、ライン@からお願いします(^^)/
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