
こんにちは!就活コンサルタントのふじもっちゃんです(^^)/
志望動機を考えるときに、サービスをやりたい理由になっていませんか?
手段が目的だとあまり伸びしろを感じません。
それに、入社しても自分の仕事の意義が分からずやりがいも感じません。
これは経験談です(笑)

じゃあ、どうやって作るのかを食品メーカーを例にして解説します。
志望動機を作るとき、その企業はどんな目的、何の問題を解決するためにそのサービスを展開しているのかを考えるのがいい。
志望したきっかけを作るときに、似たような問題、目的で動いたこととリンクさせればいいから。多くの人はサービスをやりたい理由、きっかけで考えるからドンヅマル
— ふじもっちゃん@ココカラ就活 (@O8dfmzCGS5wnNXc) June 24, 2019
Contents
志望動機が弱い理由
志望動機で大事なのは明確な理由です。
「なぜ御社なのか」という部分です。
そこに自分の想い、過去の体験を乗せて話せるかが大事です。
過去の私もそうですが、サービスや商品を行いたい理由を志望動機にしてしまっています。
例えば、こういう広告を作りたい!この商品を届けたい!とかです。
だから面接官は「どうしてそう思うのですか?」と深掘りします。
そこで就活生は「自分は学生時代にこういう経験をして、楽しいと思ったからです」とか「やりがいに感じたからです」と返しますよね。
そして面接官は「でもこれって、他の業界でも言えますよね。」と言われることってありませんでしたか?
その理由は、手段を志望動機にしているからです。
手段=サービス、商品
どんなサービスでも、その先に解決したい問題や提要したい価値があるんです。
だから、志望動機は「こういう問題をこの商品で解決したい!」とか「サービスを提供した先の価値を生み出したい!」になるはずです。
(志望動機作り方)もう一度理念を確認しよう
志望動機が弱いなと思う方はもう一度、HPで下記でチェックしてください。
①社長の言葉➡会社が目指している事、サービスを通して提供したい価値
②理念➡会社が目指している事、サービスを通して提供したい価値
③IR➡独自性(他社比較)
④沿革➡こだわり、どこに信頼をされて成長してきたか
森永乳業を例にします。
①社長の言葉
より多くの商品・サービスに応用し、「おいしさ」や「健康・機能性」といった私たちならではの価値をお届けすることで、心とからだの両面からお客さまの健康を支えていきたい
「当社は何のために事業を行うのか」を考えたとき、私たちは「笑顔」という言葉にたどり着きました。
(参照:森永HP)
美味しさ、健康、機能を届けること=商品、サービス=手段
心とからだの両面からお客様の健康を支えること=目的
笑顔をつくるため=目指すところ
③IR
ビフィズス菌=独自性
ビフィズス菌について語るのは厳しいと思いますので意味を広げましょう。
➡機能性
④沿革
こだわり、どこに信頼をされて成長してきたかを確認します。
乳製品から始まり、乳製品で信頼(ブランド)されている。
今では、野菜ジュースやヒアルロン酸ドリンクなどもある。
乳児用ミルクもある。
これでとりあえずの情報はそろいました。
(志望動機作り方)①目的を自分なりに解釈をする
志望動機は自分と企業を結びつけることです。
結びつけるポイントは、実際に過去体験したエピソードで感じたことです。
企業が目指していることをそのまま使うのでは浅い志望動機になってしまいます。
「昔から、御社のヨーグルトが大好きで、もっと世の中に広めたいから」とかそのくらいの理由にしかならないと思います。
好きなのは当然で、その上でどんな価値を与えたいか、どんな問題が解決できると思うかを聞いているのです。
差別化するためには、企業が目指していること自分なりに解釈する必要があります!
森永乳業の例で解説します。
【心とからだの両面からお客様の健康を支えること】
➡健康ってどういうこと?健康でいることは何に繋がるのか?どんな効果があると思うか?
自分を大切にすること
大切な人を支えることにもなる
健康を支えるのは、人を応援することにもなる
この解釈が、自分の目的=志望動機です。
自分とリンクできるまで何度でも言い換えたり、健康を支えることは何に繋がるのか?を考えるのです。
この商品で自分が感じた価値としていえるものを選びます。
(志望動機作り方)②目的を自分の体験とリンクさせる
先ほどは、企業の目的を言い換えました。
それを自分が商品を通して感じたエピソードを考えましょう。
これが志望するきっかけのエピソードになります。
なぜ体験したエピソードにする必要があるのかというと、自分がこの商品を通して価値提供ができると信じていることが仕事意義になるからです。
すなわち明確な志望動機の根拠の部分です。
<例>
【健康を支えるのは、人を応援することにもなる】
応援されたと感じたエピソードにします。
エピソードのポイントは独自性である機能性を入れ込むことです。
受験当日に母から、御社のココアを渡されました。
私は昔からココアは体にいいから飲みなさいと母に言われていたんです。
そんな体を気遣ってくれる母のやさしさと、ココアの美味しさが背中を押してくれたんです。
母にココア(健康と美味しさを届ける商品)を通して応援されたエピソードです。
健康と美味しさを届けることは、人を応援できる。だから
目的の先も考えておく☚めっちゃ重要!
健康と美味しさを届けることは、人を応援できる。となりました。
そしてだから御社の商品を通して、人々を応援したい!では手段が目的になってしまっています。
ここが陥りがちなところです・・・。
差別化は、その先に何があるかを考えられるかです。
ここが明確な志望動機になるところです!
先ほどのココアで背中を押されたエピソードから、ココア(美味しさと健康で)何を自分は感じたのか?を考えます。
私は温かさを感じたんです。
母の健康への配慮、それでいてココアの美味しさで私は「温かいな」と思ったんです。
これが手段の先の価値提供です。
問題解決の視点で言うと、不安解消ともいえると思います。
受験場面で母の温かさ応援によって、不安が和らいだ。
この様に、自分はそれによって何を感じたのか?(価値)何が解決されたのか?を考えます。
この部分が企業が目指しているものの言い換え部分に当たるんです!
<例>
母の健康への配慮、そしてココアの美味しさによって温かさを感じた。
こんな風にあらゆる場面であらゆる世代の方に温かさでつなぎたい。
志望動機をまとめます
森永乳業の志望動機
私はあらゆる場面であらゆる世代の方を温かさでつなぎたい。(結論)
なぜなら、美味しさと健康は温かい気持ちを生むと思うからです。(理由)
私は昔からココアは体にいいから飲みなさいと母に言われて育ちました。(具体例)
受験当日不安でたまらなかった私に母から、御社のココアを渡されたんです。
体を気遣ってくれる母のやさしさと、ココアの美味しさが背中を押してくれたことを私はずっと覚えています。
だから私は健康を支え、応援したい。(結論)
結論➡理由➡具体例➡結論(PREPの法則)でまとめると分かりやすくなりますよ。
それについては、こちらの記事で詳しく書いてます。
▶【面接で話が長い就活生は落ちる】話しを分かりやすくまとめるテンプレップの法則を紹介!(志望動機の例文あり)
(志望動機作り方)深掘りされるであろうこと
あらゆる場面、あらゆる世代とは具体的にどういうことですか?
➡これについては、商品をチェックしてどんな場面でどんな世代が飲むのか食べるのかを考えましょう。
ヒアルロン酸ドリンク➡忙しいOLが美容を気遣って飲む
美味しくて健康なものは他社でもあると思いますが、そんな中なぜ当社なのですか?
➡ここで独自性をアピールします。(機能性によってどんな効果が期待できるか)
御社は機能性補助食品に力を入れており、それは乳製品だけでなくそれ以外のドリンクにも健康機能があります。
それによって、世代、場所、好みに多様化できると思うから。
まとめ
志望動機は、サービスや商品を届けること(手段)をやりたい理由では明確な志望動機にはできない。
企業には必ず商品を通して届けたい価値がある。解決したい問題がある。
それを自分とリンクさせられるかが差別化できるかのポイント!
志望動機を作る前に、HPで情報収集するポイント
①社長の言葉➡会社が目指している事、サービスを通して提供したい価値
②理念➡会社が目指している事、サービスを通して提供したい価値
③IR➡独自性(他社比較)
④沿革➡こだわり、どこに信頼をされて成長してきたか
志望動機を作るステップ
①企業の目的を自分に置き換えやすくするように言い換える
(例)健康ってどういうこと?健康でいることは何に繋がるのか?どんな効果があると思うか?
②自分が商品を通して感じたエピソードと目的をリンクさせる
※企業の独自性を入れる
③その商品を通して自分は何を感じたのか?(価値)何が解決されたのか?
➡商品によって価値提供ができると信じている。
これが手段の先の価値提供です。
④まとめる
結論(①か③)➡理由➡具体例(②)➡結論(①か③)
PREPの法則でまとめよう!
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